1961-06-06 第38回国会 参議院 建設委員会 第37号
○参考人(岡部邦生君) 大体お話の通りでございますが、ただ収用委員会で収用いたした分もございます。 それから先ほどのお話でございますが、お話のように収用申請価格と基準とが違いますことにつきましては、土地建物その他につきましては同一の価格をとっております。ただいわゆる早期対策協力費とかいうものにつきましては、協力を願わない関係がございますので、その点を減らしてあるわけでございまして、いわゆる物件の価格等
○参考人(岡部邦生君) 大体お話の通りでございますが、ただ収用委員会で収用いたした分もございます。 それから先ほどのお話でございますが、お話のように収用申請価格と基準とが違いますことにつきましては、土地建物その他につきましては同一の価格をとっております。ただいわゆる早期対策協力費とかいうものにつきましては、協力を願わない関係がございますので、その点を減らしてあるわけでございまして、いわゆる物件の価格等
○参考人(岡部邦生君) 今の田中委員のお話は、たぶん二十九年四月の福島県知事が調停に入りました金額のお話ではなかろうかと存ずるのでございますが。
○参考人(岡部邦生君) 電源開発株式会社の岡部理事でございます。資料につきまして御説明いたします。田中委員の御質問は只見川でありますこと、並びに反対者が五、六名ということでございましたので、おそらく田子倉地点の補償のことだと思いますので、その補償状況につきましで御説明いたします。 第一に、土地買収交渉の概要でございますが、これはミスプリントでございまして、昭和二十七年十月というのは二十八年九月に御訂正願
○岡部証人 それで当委員会が御出張になりますことがわかりましたので、さらに随行いたします者が必要でございますので、医者にもう一度見てもらいました。それがちょうど十一月五日だったと思います。医者はやはり健康状態から見て、旅行はやめた方がいいということを言うたのでございますが、総裁、副総裁にその話を申しましたところ、ほかに行く者がないからどうしても無理に行ってくれ、従って随行は御遠慮して現地でお迎えするようにすればいいということで
○岡部証人 お答えいたします。ちょうど十月の三十日だったと思いますが、気分がすぐれませんので、医者の診断を受けました。そのときに第六肋骨にひびが入っておるということが発見されまして、同時に血圧をはかりましたところが百でございまして、従って医者から旅行その他一切やめた方がいいということを言われておったのでございます。
○岡部参考人 お答えいたします。ただいままで電源開発会社が支払っております金は一つは前の契約に基きまして大体出来高に応じて払っておりまするほかに、設計変更をやりつつございますが、一方におきましてその設計変更に伴う工事をすでに現にやっておるわけでございますから、そのやっております出来高、実績を現場で見ましてそれに応じましてそのうちの一部分を払う。結局出来高を全部払うのではございませんで、留保金を除きまして
○政府委員(岡部邦生君) それでは輸入金融の点につきまして御説明いたしたいと思います。輸入金融と申上げましても、第一に為替の関係の問題と、国内金融の問題と二つに分れるわけでございますが、前者につきましては、先ほど通商局長が申上げましたように、只今まで為替管理委員会のほうの日銀に対する外貨売拂いのユーザンスという形におきまして、大体約二千億のユーザンスを行なつておるわけでございますが、なおそのほかに補完的
○岡部政府委員 お答えいたします。第一点の引取資金の内訳でございますが、一——三月の分につきまして申し上げますと、大体綿花用の資金が四百億円、羊毛用の資金が百七十五億円、原油が三十五億円、鉱産物が五十億円、皮革が二十五億円、ゴムが六十億円、その他二十五億円ということになりまして、累計七百七十億円というような数字でございます。これは十一月一月間の貨物到着後の実績並びに見込みを基礎といたしまして、貨物到着後二箇月後
○岡部政府委員 それでは今の輸入の金融に関連しまして、国内の取引資金の問題を御説明したいと思います。大体去年行いました民貿の形式が、最初は割合にスムースに行かなかつたのでありまして、その後先ほど政務次官が御説明いたしましたような制度の改変をやりまして、相当程度自由活発に外貨の割当ができました。従いましてその外貨の割当によります輸入が、今まではユーザンスで助かつておりましたものが、いよいよこの一月——
○説明員(岡部邦生君) 原料高の製品安という段階は参つておりますけれども、今のお話のところまでは行つておらんと思つております。
○説明員(岡部邦生君) 只今御存じのように輸出が大体八億程度となつておるわけであります。日本の国民経済の回復のためには、やはり目標は十五億くらいが適当だろうと思つております。その線までには是非輸出を振興したいと考えております。それに対応いたしまして、輸入は勿論原材料の獲得ということで進めなければならないと思います。
○説明員(岡部邦生君) 通商局長ではございません、振興局長でございます。 今まで私どもの聞いております程度では、まだそういう段階には至つていないということであります。
○岡部説明員 これは設立の過程のいろいろ議論の結果でございますが、むしろ通産省の方からは、現在の国内金融の方を重点に取上げていただかないと、実際上困るではないかという点をお願いいたしまして、むしろ重点をこちらにかえていただいたというのが実情でございます。
○岡部説明員 ユーザンス後のいわゆる引取り資金の問題につきましては、これは民貿の活発化に伴いまして、問題が現実にやかましくなつて参りますのは、おそらく一月から以降でありまして、三月、四月が一番ピークではなかろうかと存じております。大体今までの為替許可の点から計算いたしまして、二十五年度の十—十二の間の輸入物資引取り資金が大体五百五十六億ぐらいでございます。それが一—三には八百五十五億ぐらいになりまして
○岡部説明員 それではこの実態の、資金需要がどうなつておるかという点を御説明いたします。 大体プラント輸出といいましても、大型の発電所の建設というものから、普通の鉄道車両あるいは船舶まで含めて考えておるわけでございますが、それの従来の、二十四年の四月から今年の三月までの間の実績を見ますと、件数にいたしまして十八件、二千六百六十四万ドルに達しております。今年は四月から七月までの間に二十五件、八百十九万
○岡部説明員 大体このごろ問題になつておりますものは、船の関係あるいは車両はというものが多うございまして、割合に期間が短かいのでございますけれども、発電施設になりますと長期になつて参りまして、平均いたしまして三年くらいと予定されておりますが、漸次期間の長い引合いもぼつぼつ話が出て参つております。それらにつきましてはまたそのときに考えたいと思います。
○岡部説明員 大体主要な国としては東南アジア——インド、タイ、パキスタン、フイリツピンというようなものがおもでございます。その他アルゼンチン及びブラジルというものもございます。
○岡部説明員 お答えいたします。タンク車の問題と発電設備の解約の問題でございましたが、私の方にはまだそういう話はございません。むしろ発電所の方は政府の発注でございまして、LCの開設が遅れると思いますが、タンク車の方はLCの開設があつたというふうに聞いております。プラント輸出の金額を申しますと、二十四年四月から今年三月の間に二千六百六十万ドルできておるのでございますが、今年は四月から八月までの間に九百四十九万
○説明員(岡部邦生君) そうでございます。それともう一つはこれは急速に始めましたので、いわゆる保険の危険の、リスクの量定がまだはつきりできておらん。そこで大体百円について二ケ月で三十銭というような腰だめの金額を作つておつたのでございますが、こういうものが果してペイするか、ぺイしないかという独立採算制の問題もございますので、一時に危険を負うわけに行かんというので暫定的にやりました措置でございます。
○説明員(岡部邦生君) 輸出金融金庫の問題につきましては、政府原案といたしましては、全額政府出資による特殊法人ということにいたしまして、従つて公法人でもないから政府機関ではない。同時に公務員法の給與の適用も受けないという自動潤達に動けるような一つの法人格を新たに法定いたしたいと考えておつたわけであります。それから資本金につきましては、これは援助物資特別会計、或いは貿易特別会計、為替特別会計というようなところから
○岡部説明員 繊維公団につきましては、世間に問題になりますような不正事件はございません。鉱工品公団につきましては、先ほど申しましたような不正事件がありました。これはひつきよう内部の組織が不完全であつたということにつきまして、不心得の職員がその間隙を利用したということでございます。もちろんわれわれとしましても、はなはだ遺憾でございますし、申訳ないことであるというように考えております。
○岡部説明員 私の所管いたしますのは貿易公団だけでございますので、産業復興公団のことはまた係官に説明いたさせます。この貿易公団は、貿易再開に伴います一つの政府の取扱い機関として発足いたしたわけでございます。当時は輸出も輸入も全部政府関係でやつておりましたので、その仕事といたしまして公団が発足して来たわけですが、片一方におきまして、貿易特別会計がございましたので、その貿易特別会計の金を使いまして、貿易公団
○岡部説明員 貿易公団につきまして御説明したいと思います。鉱工品貿易公団につきまして、今年の一月の十二日に、去年の鉱山部の預金帳簿の残高が銀行の残高証明書と帳簿を調べておりますときに一致しないものがございまして、それが端緒でいわゆる浮貸しが発生いたしましたことは、まことに申訳ないことと存ずるのであります。この被害金額につきましては、ただいま検察庁の方でお調べを願つておりまして、まだはつきりいたしておりません
○政府委員(岡部邦生君) 何分私在職中じやございませんのでよく分りませんですが、今聞いて見ましたところ、そういう報告はなかつたそうです。
○政府委員(岡部邦生君) 御説明いたします。一番難点でございましたのは、業務部その他の統合ができなかつたので、事務所が非常に分散しておりましたので、こういうことになりました。漸く三月末になりまして事務所が一本になりましたのでこれが行い易くなりました。前々からこういうことをやりたいと思つておりましたけれども実際上できなかつたのであります。
○政府委員(岡部邦生君) 会計検査院からの批難報告はございません。経済調査庁からの報告につきましてはございましたが、この事件についてはございませんでした。
○政府委員(岡部邦生君) それでは事件の概要につきまして御説明いたします。大体現在まで判明いたしておりますところは次の通りでございます、 二十五年の一月の中旬に、鉱工品貿易公団の鉱産部の十二月末銀行預金の残高表を照合いたしております際に、十二月中入金済みでございました百七十万円のものが未收金勘定に残つていることが分りましたので、そこから端を発しまして種々調査をいたしました結果、大体次のように総額七千八百五十万円
○政府委員(岡部邦生君) 只今四部しか持つておりませんので……。これは要するに、この前の法案につきましては、補償の対象となりますものが輸出手形でございまして、それが今度は輸出契約に拡げましたというところでございまして、今まで信用状が来ましたときに初めて補償の対象になりますものを、輸出契約成立と共に補償の対象にしたいというところを考えたわけでございます。
○政府委員(岡部邦生君) 通産省の通商振興局長でございます。実体の内容の、この前提出いたしました法案と違う御説明をいたしますと……
○岡部(邦)政府委員 事務費のうちで一番かかりますのは、損害の査定の問題であります。これは荷物の処分の問題と関連いたしまして、相当困難な手続きが伴います。実際にやつて見ませんとわかりませんが、今の予想では、非常に事務費がかかるというように承知しておるわけであります。それともう一つは、今の御説のように、三分の二も加入するような場合を予想いたしますならば、むしろ再保険料を値引きいたしまして、現在の保険料率
○岡部(邦)政府委員 保険会社の行います業務はお説のように大体トンネルでございますが、しかしながらやはり保険契約の締結は、いろいろと事務費がかかります。われわれは現在では、やはり千分の一ぐらいの費用は、むしろ少な過ぎるのではないかという程度に考えております。それから御参考までに申し上げますと、大体今の計画では輸出計画を来年度六億ドルと考えまして、それに対しまして約三分の一がこの保険に入るというようなつもりで
○岡部(邦)政府委員 保険会社の徴収いたします保険料は、大体千分の六ぐらいを予定いたしておりますが、まだ確定しておりません。
○岡部(邦)政府委員 自動車の件は、この前御答弁いたしましたので、御了承願いたいと思います。PXの点につきましては、私主務者ではございませんので存じませんが、大体聞いておりますところでは、二百六十万ドルの余剰物資が放出されたということであります。これが当初日本政府で買つてくれという話があつたわけであります。中には非常に利用のできるものもございましたが、また中にはわれわれ現在の段階として、進んで政府資金
○岡部(邦)政府委員 バイヤーの支拂い不能の場合のクレームは、この法律の保險の対象になりません。これはむしろ普通の損害賠償の見地によつて、取扱われるということに相なるわけであります。この点につきましては、前にも前田委員から御質問がございましたが、英国の法制ではこれと破産が入つておりますので、できれば入れたいというふうに考えたのでございますが、ただ英国と違いまして日本の現在の状況では、海外における実情把握
○岡部(邦)政府委員 ただいま、限度百分の八十以内というかつこうになつております。大体百分の八十で切りたいと思いますが、今度の法制の立て方は、大体約款に讓ればいいことが多いのでありますけれども、非常に重要な事項だというので、限度だけは書いてあるという趣旨でございまして、決してかつてにしようというのではありません。なお審議会等はもちろん諮問機関でありますので、これに応じて適当に判断していただきたいと考
○岡部(邦)政府委員 大体われわれも前田委員のような考え方で、折衝いたしております。関係方面の意向といたしましては、海外の事情がわからぬということで、そういうことが考えられるけれども、同時に英国のように現地の機関を握つておらないので、そこにバイヤーとセラーとのなれ合いが行われるおそれがある。そういうことによる危険が非常に多いから、そういうものはいけないというのがおもな理由でございまして、従つて英国の
○岡部(邦)政府委員 二十四年度の補正予算におきまして、十億の契約減となつております。二十五年度におきまして、十五億計上されております。その範囲でやつて行きたいと思つております。
○岡部(邦)政府委員 第四号につきましては一応私どもが考えておりますものは、たとえばゼネラル・ストライキであるとか、ボイコツトであるとかいうようなことを考えておりまして、いわゆるマーケツト・クレームその他の一方的な非難ということは入らないわけであります。従つてこの運用につきましては、できるだけ弾力を持たせまして、運用して行きたいというように考えております。
○岡部(邦)政府委員 御説明申し上げます。八軍の保有しておりましたフオード一九四九年型の自動車、百四十五台を払下げを受けました。これは従来八軍軍人の関係の輸送はP・Dでやつておりましたのを、今度全部円払いで、各人の責任でやるということになりましたので、その輸送用にということで払下げを受けたわけです。そこで通産省といたしましては、主力は東京地区にあるのでございますが、関西にも軍人が大分おるのだから、これを
○岡部(邦)政府委員 データーが出ましたから、申し上げます。マンガン鋼の未收金は、日本電気冶金に四百二万円、日本電興に二千五百六十六万円、日本ステンレスに五十一万円、北海電化に千百十二万円、北海電気に五十三万円、中山製鋼に六万四千円、日本曹達に七百六十万円、昭和精錬が百八十六万円、昭和非鉄合金に五百二十六万円、鉄興社に九百四十万円、それから、先ほど鉄鉱石の未收金の問題があつたのですが、日本精鋼に九十六万
○岡部(邦)政府委員 詳しい事務的の手続の点だと思いますが、私の承知いたしますところでは、日本鋼管自体も未收金があることは承知しておりますので、今のようなお講じやないと思つております。しかしてこの鉄関係の回收につきましては、やかましく督促をいたしまして、大体二月に入れますものの目鼻はついて参りました。次に三月に入れますものの交渉は、ただいまやつている現状であります。、
○岡部(邦)政府委員 去年十月末現在におきましての輸入物資の未收金は、百五十三億であります。そのうち日鉄がいくらかということは、ちよつと私は数字を持つておりませんが、たしか五億か六億ぐらいではないかと思います。
○岡部(邦)政府委員 盲貿易という事情はございますが、しかしながらバイヤーのよしあしを判断するのも、同時に政府側の方の責任でもありまして、全然バイヤーのキャンセルを自由にするということになると、さらにかえつてキャンセルがふえるので、かつてな契約をしておつて、キャンセルも国家がこういう保險法案で救うのだからいいじやないかということになると、はなはだおもしろくないという意見で、こういうふうになつたのであります
○岡部(邦)政府委員 お答えいたします。ここに掲げてありますのは、大体ゼネラル・ボイコット、日本商品の値段のボイコットとか、あるいは仕向け国におきまするはしけ人夫のストライキというようなものを考えておるわけでありまして、御指摘のハイヤーの一方的キャンセルというものにつきましては、これには含まないというように考えております。ただ事情等によりまして、運用で救える場合があるかもしれませんが、それは裏から救
○岡部(邦)政府委員 海外の渡航の点から御説明いたしますと、現在いわゆるリテンション制度によりまして、海外渡航の許可が得られるようになつております。これにつきましては、通産省側におきまして許可いたしましたのが、大体百八十件を越えております。それを司令部に出しまして、司令部の方で各国の入国バリデーション等をもらいまして、それによつて旅券を発行して行くということになるわけでございます。たとえば豪州とか香港
○岡部(邦)政府委員 小金委員の言われた通りの状況でございまして、大体繰返して申すようでございますけれども、英国の制度を御参考までに申し上げますと、大体こういう船積み後の損害を填補する制度もございますし、それと同時に、コントラクト・ポリシーで、契約証券、生産資金の融通というものの保証をやつているわけであります。そういうこととの調整をぜひこのたびの法案でするということで考えておつた次第であります。